ゆるゆる自適

JKとして歩む日々

プレゼンターは俳優だ

プレゼン前日、プレゼン途中で失敗する悪夢をみて飛び起きる瞬間が嫌いだ。
心臓が破裂するような緊張が襲われる当日の練習時間が嫌いだ。
緊張で滲む冷や汗と腹痛と吐き気が気持ち悪くて嫌いだ。
会場の熱気や重い雰囲気に押しつぶされそうで嫌いだ。
舞台へ歩いていくと視線が集まるから嫌いだ。
マイクを持って周りを見渡すと、知っている人の顔がいっぱいいて怖くて嫌いだ。
全部嫌いだ。

これがプレゼンをする5秒前の私だ。
プレゼンターになりきれていない私だ。

ここで私は目をつぶり、息を吸って吐いて「プレゼンター」になる。
目を開けば私ではなくて「プレゼンター」だ。

人前に立つのは嫌いだ

私は人前に立つのが好きではない。 みんなに驚かれる。

「えっ?そんなにプレゼンをしているのに?」

と。わかる。自分でもそう思う。
でも、嫌いなもんは嫌いなのね。人前に立つの。

じゃあなんで、人前に立つのが嫌いなのにプレゼンができるのか。
それは簡単で、私が俳優だからだ。

「は?」って思った?思ったでしょう。素直に言いなさい。
まあそう思ったかもしれないけど、私は俳優なのね。

私がプレゼンができるのは、「プレゼンター」という役になりきれてるから。
あれは私じゃなくて、プレゼンターがプレゼンしているのね。
だから、私がプレゼンしようとするとだめなの。テンション低いし声低いしインキャがバレる。
たぶん、何人かは「私」のプレゼンを見たことあると思う。あれです。

私らは俳優だ

私らは突然やりたくもないプレゼンを任せられるときがある。
そんなときは、自分じゃなくてプレゼンターにプレゼンをやってもらおう。

そしてたまに、たまーにバンドのボーカルになるときだってある。
そんなときは、自分じゃなくてウェイ系バンドマンボーカルに歌ってもらおう。

さらに、映像作品のヒロインや劇のJKになってしまうときもある。
そんなときは自分じゃなくて可愛いピュア系女子やぶりっ子JKに演じてもらおう。

自分じゃなくて、誰かにやってもらおう。でもその誰かってどうすればいいのか。
それは簡単で、ひたすら練習することだ。
練習して練習して、休んで寝て起きてドクペを飲んで、また練習して。
とにかく飽きるまで練習しよう。

練習するうちに、きっと自分はなんにでもなれることに気づく。
そう、私らは俳優だ。なんにでもなれる。

おわりに

この記事を書いて公開する気は正直なかった。
こんな厨二病臭い文章を読まれたくない気持ちが強かったからだ。

でも、公開した。
なぜかというと、来年度私はプレゼンターにならないからだ。
その代わり、私ではない誰かがプレゼンターとして何かの大会でプレゼンをするだろう。
もしかしたらプレゼンが得意な人がやるかもしれない。でも、そうじゃないかもしれない。
私みたいな人前に立つのが嫌いな人がやることになるかもしれない。
プレゼンを初めてやる人かもしれない。
そんな人たちへ、私のことを伝えたくて公開することにした。

正直、私の「俳優になる」という考えは参考にならないかもしれない。
でも、こうゆう考え方もあるんだなあということを知ってほしいと思う。

これ以上何か書こうと思うと、上から目線になってしまいそうだ。
おしまい。